組織社会化ということばがあるらしい。ひとが組織内の役割を引き受けるのに必要な知識や技術を獲得するプロセスのことをいうそうだ。
たしかに、すくなくとも、部署内での自分の立ち位置を明確にできれば、不安はだいぶへる。その役割以上のものを背負う必要がなくなるから。
わからないはなしを持ちかけられても、遮断せず、聞いて、わからないなりに一緒に悩む。そうすることで、問題の半分は解決する。
これがクーリッジなら、レッセフェールで10のうち9を解決できるのだが、わたしは非力なポンコツで、周囲に優秀な官僚もいないし、スキルもその場では上がらない。だから、といっていいのかどうかはわからないが、解決率はせいぜい半分。十分じゃない?
わたしのようにスキルの低い人間に何かを聞きに来ざるを得ない状況が、部署のひずみを如実にものがたっている。これも急には改善しない。結局、ドラスティックな改革は、保守的な業界の、保守的な組織であるウチには向かない。
ならばと徐々に毒を忍ばせる、のではなくて、解毒剤を流しこもうとする。するとそのうち解毒剤が毒になってしまう。曹操曰く「謀りごと遅々たれば謀りごと変ず」。改革は、劇的にするから効くのである。痛みを伴うから、効くのである。
ならばどうすればいいのかまでは、わたしにはわからない。聞くことによって、はなしを聞いてもらいやすくなるということはいえるとおもう。以上、連絡おわり。